電気代・ガス代を滞納するとどうなる?止まるまでの流れと対処法
まず結論
電気やガスは、支払い期限を過ぎてもすぐ止まりません。
まず「督促状(とくそくじょう)」が届き、その後「供給停止の日時」を事前に通知されます。
支払いが難しい場合は、止まる前に電力会社やガス会社へ相談してください。
猶予や分割払いに応じてもらえることがあります。
なぜ?(不安の解消)
「請求を無視していたら、いきなり電気が止められたらどうしよう」と不安になる気持ちはよくわかります。
でも、電気やガスが止まるには法律と各社のルールで決められた手順があります。
「通知なしに止める」ことはありません。
ですから、請求書を見ないふりをするより、早めに動くのが安心です。
相談すれば、多くの場合は止まる前に解決できます。
滞納から止まるまでの流れ
1. 支払期日を過ぎる
請求書には「お支払期限」が書かれています。
この期日を過ぎると滞納(たいのう)の状態になります。
期日は請求からだいたい2週間程度のことが多いです。
2. 督促状・催告書が届く
滞納すると、はがきや通知書で「お支払いのお願い」が届きます。
これを「督促状(とくそくじょう)」や「催告書(さいこくしょ)」と呼びます。
この段階で支払えば、供給が止まることはありません。
3. 供給停止の日時が事前に通知される
それでも支払いがない場合、「○月○日に供給を停止します」という通知が届きます。
通知には日時が書かれています。
この段階で払えば、止まる前に間に合います。
4. 通知日時に供給停止
それでも支払わない場合、はじめて供給が止められます。
業者がメーターの場所まで来て、作業を行います。
場所によっては、立ち合いの連絡があることもあります。
5. 再開には清算と手数料が必要
止められた後に再開するには、未払い分を払うことが必要です。
会社によっては、再開手数料がかかる場合もあります。
だから「止まる前に払う」のがお金の面でも得です。
支払いが難しいときの相談先
1. まず電力会社・ガス会社へ
請求書に書かれた問い合わせ先へ電話してください。
「今月は支払いが難しい」と正直に伝えるだけで構いません。
会社には支払い猶予(ゆうよ)や分割払いの相談窓口があります。
2. 自治体の相談窓口
収入が減って家計全体が苦しい場合は、住んでいる市町村の窓口へ相談を。
「生活困窮者自立支援(じりつしえん)」という制度を紹介してもらえます。
光熱費以外の支援につながることもあります。
3. 消費生活センターなど
請求内容自体に納得がいかない場合は、消費生活センターへ相談できます。
どこに相談したらいいか迷ったら、自治体の窓口が入口になります。
よくある不安・質問
Q. 滞納すると信用情報(いわゆるブラックリスト)に載りますか?
A. 公共料金の滞納だけで、クレジットカード審査などに使う信用情報機関へは登録されません。ただし、長期間放置すると裁判や財産の差し押さえといった手続きに発展する可能性があります。
Q. 高齢の親の支払いが心配です
A. 契約者本人と一緒に、支払い方法の見直し(口座振替など)を検討してください。最近の使用状況の確認を会社へ依頼する方法もあります。
Q. 医療機器を使っていますが、止まったら危険です
A. 人工呼吸器など、生命維持に必要な医療機器を使っている場合、供給停止の扱いが変わることがあります。契約中の電力・ガス会社へ、事前にご利用の状況を伝えてください。
Q. 引っ越したら滞納はどうなりますか?
A. 引っ越し時に未払いがあると、解約手続きが進まないことがあります。引っ越し前に請求状況を確認してください。手順については「引っ越し時の電気・ガス手続きと解約忘れの注意点」もあわせてご覧ください。
まとめ(次のアクション)
支払いが遅れそうなら、今日やることは1つだけです。
請求書に書かれた問い合わせ先へ電話をしてください。
先に連絡するだけで、猶予や分割の相談がはじめられます。
毎月の料金そのものを見直したい方は、「電気代の平均はいくら?一人暮らし・2人・家族別の目安」「ガス代の平均はいくら?世帯別・都市ガスとプロパン別の目安」もあわせてご覧ください。
※ 手順や料金は変更される場合があります。最新情報は各電力会社・ガス会社の公式サイトでご確認ください。